こんばんは。
なおき(@naoki_finance)です。
最近、バヌアツのPacific Private Bankを買収するなどしてICO終了前でありながら、プロダクトの成功がかなり現実味を帯びてきたと感じています。
ただ、いろいろな情報が多く発表されているため、現段階までの情報を整理した上で私の予想も交えながらBANKERAのプロダクトがどうなるのか考えていきます。
目次
BANKERAのプロダクト
私が考えているBANKERAのプロダクトを図にしてみました。
① BANKERA銀行
まずは、ブロックチェーン時代のデジタルバンクですね。
これが無ければ始まりません。
BANKERA銀行(BANKERAという単語がたくさん出てくるのでここでは明示的に銀行の文字を付けることにします)では、フィアット通貨の預金はもちろん、仮想通貨(暗号通貨)の預金も可能となると思っています。
さらにBANKERAのノードを世界各地に設置し、預金情報は、ブロックチェーン上に乗せられることで非中央集権型となり、顧客の資産を安全に守ることになってくれたら嬉しいですね。
また、公式から既に発表されていますが、上場投資信託(ETF)やロボアドバイザーによる投資商品も提供されます。
② デビットカード
デビットカードでは、仮想通貨による決済が可能となるでしょう。
ただ、デビットカードは、決済した瞬間に残高から使用代金が引かれるわけですからどの通貨で決済するのか予め設定しておく必要があるでしょう。
BNKトークンで決済すると数%キャッシュバックなど何らかの特典が得られるのではないでしょうか。
③ 個人IBAN
個人IBANが発行されることにより、外国からのフィアット通貨の送金も可能になります。
④ BANKERA取引所
デモ版が公開されているBANKERA取引所です。
Binanceのように手数料をBNKトークンで支払うと手数料が安くなるのではと思っています。
また、BANKERA銀行からの入金やBANKERA銀行への出金手数料は無料で即時反映されることも予想されます。
⑤ SpectroCoin
BANKERA銀行のMVP(実用最小限の商品)であるSpectroCoinは、現在はICOにより大活躍していますが、BANKERA銀行ローンチと同時に廃止されるでしょう。
⑥ Pacific Private Bank
先日BANKERAが買収を発表したPacific Private Bankはそのまま事業を継続することが発表されています。
投資商品は、BANKERA銀行で販売されるため、顧客自身が選択する必要がありますが、大口の顧客や資産運用を任せたい顧客にはBANKERA銀行からPacific Private Bankを優先的に紹介して利用できることが予想されます。
また、Pacific Private Bankの資産運用にもBANKERAの知見を活かして仮想通貨が取り入れられるでしょう。
⑦ モバイルウォレット
デビットカードを使えば様々なお店で決済することが可能だと思いますが、仮想通貨の決済はモバイルウォレットで行うことも可能です。
数々の通貨の決済に対応してくれるモバイルウォレットになってくれたらとても使い勝手が良いものができそうですね。
まとめ
半分くらい希望というか予想も混ざってしまいましたが、これらが全て実現できればとても素晴らしい銀行ソリューションが誕生するのではないでしょうか。
大きくは書きませんでしたが、ローンもBANKERAの中核となるサービスと公式に発表されており、既存の銀行の機能はもちろん、ブロックチェーンを用いたこれまでにないサービスを提供できると思われます。
顧客の預金情報などは間違っても改ざんされてはいけない情報であり、その情報をブロックチェーン上に乗せることができれば信頼を勝ち取ることができるでしょう。
昨日の記事でも書きましたが、Pacific Private Bankを買収したことにより、プロダクトの成功にぐっと近づいていると感じています。
まずはロードマップでは2018年上半期に公開予定のBANKERA取引所のローンチを待ちたいですね。
ではまた。