こんばんは。
なおき(@naoki_finance)です。
この記事をご覧いただいている方は仮想通貨投資で一財築きたい!と考えている方だと思います。
ただ、一口に仮想通貨投資といってもいろいろな投資スタイル(手法)があり、それぞれのスタイルにはメリット/デメリットがあり、その人の性格や生活スタイルに合うもの、合わないものがあったり様々です。
今回は、いろいろな投資スタイル毎にリスクと簡単な特徴をまとめていきたいと思います。
BTC-FX
リスク︰★★★★★
BTC-FXは、仮想通貨投資では1番リスクが高い投資スタイルです。
ただ、リスクが高い分、大きなリターンを目指せることも事実です。
まさにハイリスクハイリターンの極み!!
BTC-FXは、初心者にはあまりおすすめしませんが、しっかり勉強すれば大きく稼げることも事実ですのでどうしてもやりたいと思う方はまず、別の投資スタイルで入り、じっくり勉強してからBTC-FXに入ることをおすすめします。
また、いきなり実際の資金を入れるのではなく、デモ口座を開設し、試してみるのもおすすめです。
※自分の知る限り、BTC-FXでデモ口座を開設できるところはないので為替FXのデモ口座と書いています。
※BTC-FXトレーダーに人気のBitMEX取引所は、デモ口座を開設できます。デモ口座の開設はこちら。
くれぐれも資金が尽きて退場することがないようにデモ口座でしっかり練習しましょう!
BTC-FXについてはこちら(危険性を訴えている記事ですが)で記事にしていますのでぜひ参考にしてください。
ICO
リスク︰★★★★☆
ICOは、Initial Coin Offeringの略で事業を行いたい人たちが、投資家から資金を集めるためにトークンという通貨を発行し、販売します。
ICOで販売されたトークンは、ICO後に取引所に上場されれば他のコイン同様に売買することが可能であり、値上がりが期待できたり、持っているトークン数によって配当が得られるなどの恩恵が受けられます。
ちなみにICOトークンは、株式と似ていますが、株のようにその事業者に対して意見したりすることは基本的にはできません。
私は2017年12月現在開催中のBANKERAのICOに参加中です。BANKERAのICOについての記事はこちらをご覧ください。
また、既にICOは終わっていますが、ALISやCOMSAのICOにも参加しました。
ICOは、うまくいけば何十倍、何百倍の利益が得られる可能性もありますが、ほとんどの事業が失敗するだろうと言われていることもあり、きちんとホワイトペーパー(事業計画書)を精査し、良いプロダクトを選んで投資することが重要です。
草コイン
リスク︰★★★★☆
草コインの定義は曖昧ですが、ここでは取引高が少なく、海外の取引所でしか取引できないようなもののことを指すことにします。
草コインの語源は、そこらじゅうに生えている雑草のように小さく種類が多いというところから来ているのでしょうか?
このような通貨は取引高が少ないことから小さなニュースでも急に値段が高騰することもあり、そのチャンスを掴むことができれば一攫千金が狙える可能性があります。
ただ、そのためには海外の掲示板やその通貨の公式サイトやTwitter、Telegramなどを読み込む必要があり、その中から有望なものを探すのはなかなか骨の折れる作業になります。
そして一番重要なことは、scamだと言われる通貨もあったり、せっかく仕込んでおいてもその通貨を買ってくれる人がおらず、売れないまま通貨自体が終わってしまうこともあることからリスクは高いと言えるでしょう。
ライバルは少ないようなので時間がある方はチャレンジしてみる価値はあります。
ビットコイン(現物)
リスク︰★★★☆☆
仮想通貨の代名詞であるビットコイン(BTC)の現物取引のこと。
現物取引とはFXのようにレバレッジをかけずに取引するものです。
つまりお店でビットコインを買ってくるというイメージ。
※買ってくるといっても本当にコインが家に届くわけではありません。
ビットコインは仮想通貨界の基軸通貨であり、仮想通貨投資をする人なら誰でも1度は間違いなく購入するものなのでこれまで値段が上がり続けています。
ビットコインはバブルだという人も多いですが、これから仮想通貨投資に参入する人が増えてこればまだまだ値段は上昇するでしょう。
ただ、ここ最近はボラティリティが高すぎるため、一時的に含み損が出ることもあります。
そのときにそのまま持ち続けるのか、それとも一旦損を確定して下がったところで買い直すのかは事前に考えておきましょう。
アルトコイン
リスク︰★★★☆☆
ビットコイン以外でなく、上記草コインでない通貨をアルトコインと呼びます。
アルトコインは種類が豊富でそれぞれコンセプトも違って面白いです。
アルトコインの良いところは短期間で数倍に上がる場合があるということです。
ビットコインは既に価格が100万円/1BTCを超えているので2倍になるにも時間が掛かります。
しかし、アルトコインは1日で数倍に跳ね上がることもあり、ニュースをしっかりチェックしていればそのチャンスを掴むことも可能です。
また、それぞれの通貨の特徴を勉強すると自分の推し通貨が見つかるかもしれませんね。
実際、Ripple推しのリップラーやNEM推しのNEMberなどアルトコイン推しの方たちはコミュニティ内で固い意思で繋がっており、とても面白いですよ。
自分はアルトコインを買ってガチホする(売買しない)という投資方法も行っています。
また、NEMを買うならZaif取引所、その他のコインならCoinCheckやbitbankを使用しています。
レンディング
リスク︰★★☆☆☆
自分が所有している通貨を貸し出し、利率分の利益を得る方法。
日本の取引所ではbitbank、GMOコイン、CoinCheckで行うことができます。
基本的にノーリスクでできるものの、通貨を貸し出す際、貸し出し期間を設定するため、その期間は引き出すことができないこと、CoinCheckがもし閉鎖されてしまった場合は貸し出した通貨が戻ってくる保証が無いことがリスクとなります。
また、貸し出した通貨が値下がりしてしまい、利率よりも低くなった場合は結局マイナスになってしまう可能性もあります。
長期的にその通貨を所有しようと決めている人はウォレットに置いておくよりは良いでしょう。
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コインチェックへの登録方法について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ドルコスト平均法
リスク︰★★☆☆☆
ドルコスト平均法は、一定期間毎に一定金額分だけの通貨を購入していく方法です。
このドルコスト平均法を用いたサービスがZaif取引所のZaifコイン積立です。
ドルコスト平均法やZaifコイン積立は何度か記事にしているのでこちらをご覧下さい。
Zaifコイン積立のデメリットとしましては積立可能な通貨が限られていること、もし、Zaif取引所が閉鎖が閉鎖するようなことがあれば利用できなくなることです。
また、ドルコスト平均法は、自分でルールを決めて実行すればZaifコイン積立でなくとも行うことができます。
Zaifコイン積立でできない通貨は自分で毎日買うなどの方法もいいですね。
マイニング
リスク︰★☆☆☆☆
ビットコインは取引を行う際、その取引が正しいものかどうかを計算し、OKであれば取引が成立します。
この承認方式をPoW(Proof of Works)と呼びます。
この計算を行って取引が正しいことを証明する作業をマイニング(採掘)と呼び、専用のマイニングマシンと大きな電力が必要になります。
このマイニングマシンさえあれば基本的にはノーリスクで利益が得られますが、マイニングマシンは高価であり、大手企業などと争わなければいけないので一般人が参入するのは実質不可能です。
※その他のコインでは一般人でも参入可能なものもあります。
フォークコイン
リスク︰★☆☆☆☆
2018年1月ごろまではビットコインを持っておくだけで新しいコインがもらえる機会が何度か訪れます。
先日、ビットコイン保有者に対してビットコインダイアモンドが付与され、一時は保有していたビットコインの10%程度の値段がつきました。
持っているだけで10%の利益とは凄いですね。
ただし、どの取引所でもビットコインを入れておいても貰えるわけではなく、Binance(バイナンス)という海外の取引所は、ビットコインダイアモンドをいち早く付与すると発表していました。
今後もフォークコインを貰える可能性が高いです。
Binanceは、海外の取引所といっても日本語対応しているので分かりやすいです。
Binanceの詳しい記事は、こちらにありますのでご覧ください。
エアドロップ(AirDrop)
リスク︰★☆☆☆☆
エアドロップは、新しく始まるプロジェクトのコインを初期にばらまくもので完全無料で仮想通貨(トークン)をもらうことができます。
貰い方は、MEW(MyEtherWallet)のアドレス登録だけでいいものやいろいろな情報を登録しなければいけないものまでありますが、いずれにしろ無料で貰えるものですので損はしないでしょう。
これまでももらった通貨が大きく値上がりし、5万円儲けた!なんていう話もあります。
こちらのTwitterアカウント(@airdrop_alert_)ではエアドロップしているものを呟いてくれるようです。
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PoSコイン
リスク︰★☆☆☆☆
PoSは、Proof of Stakeの略でPoSコインの保有量が多ければ多いほどその通貨を貰える仕組みです。
細かく説明すると長くなりますのでここでは詳細を割愛させていただきますが、ビットコインではマイニングによって取引の承認を行うのに対してPoSコインではProof of Stakeにより承認を行います。
これらの通貨を多く持っていれば貰えるため、リスクは低いですが、対象の通貨をより多く持つことが必要になりますのでPoSコインをいち早く見つけ、価格が安いうちに多くを所有しておくことが重要となります。
ハーベスト

リスク︰★☆☆☆☆
NEMは、10,000XEM以上所有し、設定をしておくとある確率によってXEMが貰えるハーベストという仕組みがあります。
こちらも細かく説明すると膨大な記事を書かなければいのでビットコインのマイニングのようなものだと思ってください。
10,000XEM以上所有していればハーベストを行うことができるため、低リスクで行うことができます。
但し、少ないXEMでは大きな利益を生むことは難しいため、XEMを長期保有しようと考えている方は取引所に眠らせておくよりはいいでしょう。
アービトラージ
リスク︰★☆☆☆☆
アービトラージ(アビトラ)は、取引所間の価格差を利用し、利益を得る方法です。
具体例としましてはある通貨が取引所Aでは10円、取引所Bでは100円だったとします。
取引所Aで買って送金し、取引所Bで売れば90円の利益が得られますよね。
これを繰り返して稼ぐ方法です。
例えるなら通貨の転売のようなものですね。
実際には取引手数料や送金手数料などが掛かるので上記例のようにあからさまに大きな価格差はなかなか出ないので簡単ではないですが上手くやればかなりリスクを低くして利益を出すことができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
まだまだ多くの投資スタイルがあるかと思いますが、今回は自分が知っている限りの投資スタイルをあくまで自分の主観に基づいて、投資リスクについて紹介をしてみました。
どの投資スタイルもメリット・デメリットはあるのでどれが1番良いということはありませんが、まだ仮想通貨投資を始めたばかり、もしくはこれから始めるという方はリスクが低いもので投資しつつ、いろいろ分かってきてから他のものに投資していくのが良いのではないかと思います。
最初は仮想通貨といっても得体の知れないものなので不安になるかと思いますが、いろいろ調べていけばそのような不安も無くなると思いますし、界隈の人たちはいい方たちも多くて面白いですよ!
ではまた。